論語に
『位無きを患えずして、立つ所以を患う。』 とあります。
現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」では、藤原家の繁栄とその権力争いが描かれていますが、この論語では「自分に地位のないことを気にとめることはない。いかにしたならば、その地位に立つに足る実力を養うことが出来るかという点に心を用いてゆくべきである。」と述べています。
更に論語は『己を知るなきを患へずして、知らる可きをなさんことを求む。』と続きます。
論語に
『位無きを患えずして、立つ所以を患う。』 とあります。
現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」では、藤原家の繁栄とその権力争いが描かれていますが、この論語では「自分に地位のないことを気にとめることはない。いかにしたならば、その地位に立つに足る実力を養うことが出来るかという点に心を用いてゆくべきである。」と述べています。
更に論語は『己を知るなきを患へずして、知らる可きをなさんことを求む。』と続きます。
孔子は、何を四悪と言うか?という質問に対して
『 教えずして殺す、之を虐と謂ふ。
戒めずして成るを視る、之を暴と謂ふ。
令を慢にして期を致す、之を賊と謂ふ。
等しく之を人に與るに、出納の吝なる、之を有司と謂ふ。』
と答えました。
ここで、この四悪を、会社に当てはめると
「教えずして殺す」とは、十分な指導や教育を施さずに、能力がないと解雇することであり、孔子は、これを『虐』と非難しています。
「戒(イマシ)めずして成るを視る」とは、業務を命じておきながら、普段は注意を払わず、戒めることも無いにもかかわらず、にわかに成果を示せと迫るやり方は、これを『暴』と非難しています。
「令(レイ)を慢にして期を致す」とは、期限をはっきりと設けずに業務を命じて置きながら、急に最後の期限を厳しく命ずるやり方は、これを『賊』と非難しています。
「等しく之を人に與(アタウ)るに、出納の吝(リン)なる」とは、みんなに平等に与えるにも関わらず、出し渋って、ケチなやり方をすることを『有司』(小役人根性)と非難しています。
以上、会社では『虐』と『暴』と『賊』には、十分注意したいものです。
論語に
『直(なおき)を挙げて是を曲(まが)れるに置けば、則ち民服す。
曲がれるを挙げて是を直に置けば、則ち民服せず。』とあります。
これは、君主の哀公が「いかにすれば民は服しますか?」との質問に対して、
孔子が「材木業者が、板材を置く際に真直ぐな板を曲がった板の上に置くように、真直ぐな正直者を人々の上に置けば、その組織は自然と正常化され、人々は安心して活動することができます。逆に曲がった不正直者を人々の上に置けば、その組織は乱れ、人々は安心して活動することがでません。」と答えたものです。
会社において誰が上司になるかは、さまざまな要素で決定されると思いますが、「上司が正直者であるかどうか」は、部下にとって安心して働く上で、大切な職場環境の1つであると思われます。
また
『善人、民を教ふること七年ならば、また以て戎(じゅう)につかしむ可し。』とは、
「完全ではなくても善良な人が、七年という長い期間教育すれば、戎(軍事)に従事させることができる。」と孔子が述べたものです。
更に
『教えざるの民を以て戦ふは、是れ之を棄つと謂う。』と続きますが、
これは「教育を施さない民を使って、戦争することは、民を打ち棄てる行為である。」
と厳しく孔子が非難したものです。
人材不足の今日であればこそ、貴重な人材を、まずは善良な上司により十分な教育を行い、真心(真ん中の心=忠)を以って働いて頂ける人材を育成して行くことは、会社の発展にとって重要なことと思われます。